1 min to read
A door handle
Hidden door handle
扉の取手
私のバイト先にある扉の取手である。この扉の部屋には、従業員が使うもののみが置かれているため、客はこの扉を開ける必要がない。丸い銀色の部分を押すと、取手が出てくる。その取手を引くと扉は開く。
ロックアウト
取手が出ていない状態では、どのようにこの扉を開けたらよいか分からない。この扉は従業員のみが使用するため、客が開けてしまうことを防ぐロックアウトとなっている。あとから付けられた機能ではないことが優れている点だと考える。
シグニファイア
木目調の扉に、鍵と同じ銀色でつけられていることから、この部分を操作するというシグニファイアになっている。また、丸い部分を押すと取手が出てきて、シグニファイアになる。 取手部分は普段隠れており、シグニファイアを与えていない。しかし、取手が出るとその扉は簡単に開けられる。このようにわざと難しくしたデザインでも、一つの部分のみが難しく、他の部分は通常のデザイン原則に従っているのは、良いＵＩである。
アフォーダンス
取手が出ていない状態では、鍵の開け閉めをすることしかアフォードしていない。取手が出ると、その取手の中間がくぼんでいることから、取手を握ることをアフォードする。くぼみは、丁度指に合う深さや大きさである。