Analog display wristwatch

The wristwatch can only be wrapped around the arm.

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Analog display wristwatch

腕時計とは、ベルトに時計本体が結合・固定され、これを手首に巻いた状態で携帯・視認できる小型の時計のことである。デジタル化が進む中、スマホで時間を確認する人が多くなったが、いまだにビジネスや試験などでは必須のアイテムとして広く利用されている。そのため、性別年齢問わず多くの人が戸惑うことなく利用できるGOOD UIになっている。

アフォーダンス・文化的制約(慣習)

細長いベルト状であることによって腕に巻くことをアフォードされる。また、古来より人は腰に革のベルトを巻く慣習があり、人々の頭の中に「革のベルトは体に巻くもの」という概念モデルがしっかりと根付いている。その結果、腕時計が体、ひいては腕以外に巻かれることを制限している。さらに、リューズは右側についていることが標準になっており、それによって時計を逆向きにつける可能性はなくなる。

シグニファイア

ベルト上に穴が等間隔に開いているため、自分の腕に合わないときは輪を大きくしたり小さくしたりすることが可能であることを教えてくれている。

物理的制約

どの時計を見ても、ベルトの長さはだいたい同じぐらいに決まっており、足や首には巻くことはできない。このベルトの長さを長すぎず短すぎない長さにするという物理的制約によって、腕以外の場所に間違えてつけてしまう可能性はなくなる。

意味的制約

時計として機能する上で、意味のある向きは「時計回り(右回り)」の1つに決まる。よって、時計をつける際にその向きは一つに固定され、逆向きにつける可能性はなくなる。