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Battery of camera
製品名 GoPro Hero 6
入れ間違えない設計のバッテリーは多くの電化製品において採用されていると思うが、今回は代表例としてGoPro Hero 6のバッテリーを紹介する。 GoPro Hero 6のバッテリーは挿入する方向に段差がある設計になっている。このため、正しく挿入したときでないと本体の蓋が閉まらず、電源がつかないようになっている。 これは正しく入れないとしまらないという物理的制約と、間違って入れたとしてもすぐに気づけるというヒューマンエラーの防止となっている。
理論A
ただの四角形では、表裏が分からなかったり上下左右が分からなかったりする。これは多くのヒューマンエラーを発生させる原因になる。しかしGoProのバッテリーはやや長方形で、更に挿入する一面のみが違うデザインになっており、文化的制約を示している。さらにそのデザインというものが、正しい方向でないと本体にちゃんとハマりきらないという物理的制約にもなっている。
理論B
もしもバッテリーがただの四角形だった場合を考えてみることとする。確認せずに挿入して間違っていた時、もちろん電源は入らない。これは入れるという行為があっていても入れる方向が異なっているというミステークである。しかしこのバッテリーでは挿入する方向が分かりやすく、もし違う方向で入れてしまったとしても蓋が閉まらない構造となっていることでミステークが起こらないようになっている。