Coffee Maker

Coffee Maker

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セブンイレブンのコーヒーマシン

この製品は、セブンイレブンというコンビニエンスストアに設置されているタッチパネル方式のコーヒーマシンである。 カップの大きさから注ぐコーヒーの種類、大きさを自動検知する。 ① 利用者は、レジで容器を購入する ② 容器をコーヒーマシンの指定位置に置く。 ③ タッチパネルにコーヒーの種類が表示され、利用者がタッチパネル上に表示されるボタンを押す。

シグニファイア

コーヒーの容器を置く指定位置には、注ぎ口と半円形の突起があり、容器を適切な位置に置くことを誘導するシグニファイアである。 半円形の突起は、容器の指定位置に突起があることによって、適切な位置以外に容器を安定しておくことをアフォードしなくなるため、物理的な制約としても働く。 また、コーヒーマシン上部に貼り付けられているシールというシグニファイアによって、コーヒーの注ぎ方が理解できるフィードアフォードを得ることができる。

エラーに備えたデザイン

カップの大きさによって、注がれるコーヒーの種類や量が自動で識別されるため、購入したコーヒー以外を注ぐことはアフォードされない。 ゆえに、コーヒーのホットとアイスを間違える、サイズを間違えるという人由来のエラーを防ぐことができる。 また、意図的なエラーを無くすことができるため、店員がチェックをする手間を無くすことに繋がる。

フィードフォワードとフィードバック

コーヒーマシンには、タッチパネルディスプレイが取り付けられており、待機状態ではコーヒーマシンの利用方法を表示し、コーヒーを製造中は現在の製造工程を表示する。 ゆえに、ディスプレイ上の表示はコーヒーを得るための適切な行動を誘導するシグニファイアとして働き、発見可能性を確かなものにし、フィードフォワードとフィードバックが理解可能な形で伝えられる。

ロックアウト強制選択機能

コーヒーマシンには、コーヒーの飛散を防ぐための透明なカバーが取り付けられており、コーヒーの飛散によるやけどを防がれている。 ゆえに、コーヒーマシンの透明なカバーは飛び散りによるやけどをしてしまわないようにするロックアウト強制選択機能であると考えた。