Design Strategy Of Burger King'S Wall-Mounted Menu

Efficient menu guidance design utilizing signifiers and cultural constraints

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バーガーキングの壁掛けメニュー

バーガーキングの順番待ち列で見ることのできる壁掛けメニュー。先んじてメニューを決めることができ、スムーズな注文を可能にしている。また、売りたいものを見せる企業戦略的なデザインも見て取れる。

シグニファイア

バーガーを選んで、サイドメニューを選んで、ドリンクを選ぶという注文の順番を誘導している。数字はメニューの選ぶ順番を明確にするシグニファイアである。

文化的制約

レポートを書いたり、読んだりする例に従って、私たちは左上から文章を読んでいくことが多い。メニューもまた同様に、左上から見ていくことで、簡単にメニューを選んでいくことが可能になっている。この自然な目線の誘導は、文化的制約によるものと考えられる。また、初めて行ったとしても、バーガーショップにおいてセットメニューがあることを前提として商品を選ぶという行動自体も、文化的制約によるものということができる。これは、教科書における「初めて行ったレストランであってもどう行動したらよいかが分かる」という文言にも対応しているといえる。

対応付け

特にメインを選ぶという項目において、左の種類名という集合(ワッパー、ダブルビーフ、チキン、その他)がその右に並ぶバーガーの集合に対応している。自然にエリア単位で判断できる対応付けの例であると考えられる。