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Features And Benefits Of Japanese Gas Station Ui
Accurate oil type selection and operational safety through effective color coding and positioning

ガソリンスタンドの給油ノズルと画面
多くの日本のガソリンスタンドでは、給油ノズルは3本用意されていて、色は赤色、黄色、緑色です。そしてそれらが、レギュラー、ハイオク、軽油に割り当てられます。そしてガソリンはとても危険な物なので安全に使用できるよう様々な工夫がされています。
文化的制約
日本においては、多くのガソリンスタンドでは、 軽油とハイオクとレギュラーの3つの油種があります。 そしてこれらの油種には色が割り当てられていて、緑色は軽油、黄色はハイオク、赤はレギュラーである。これは日本という範囲において誰もが慣習として頭の中に入っています。つまり油種の色は文化的制約で決められています。そして、その色を液晶画面のボタンの色にしているので、色を見ただけで瞬時に自分の入れたい油種のボタンがどの場所にあるか知ることができます。このことにより間違った油種を選択するというスリップを減らせていると考えられます
対応づけ
画面のボタンが右からレギュラー、ハイオク、軽油の順番に並んでいて色は赤色、黄色、緑色の順になっています。次に下の給油ノズルの写真を見てもらうと、右から、レギュラー、ハイオク、軽油の順番に給油ノズルが置かれていて、色も赤色、黄色、緑色になっています。このことより油種によって色と位置が完全に一致していることが分かります。なので、レギュラーを給油したい場合、画面の右のボタンをタッチして、給油ノズルは対応付けされているので一番右端のものをとればいいことになります。この「右」のボタンと「右」端が空間的に対応していると言えます。なのでボタンと給油ノズルが対応付けされていることにより入れ間違いであるスリップを防ぐことができます。
シグニファイア
画面においてボタンの部分は色で塗りつぶされていてただ文字を表示している部分(押せない部分)は色で塗りつぶされていません。このことより色を塗りつぶしているということはボタンであり押すことができるということを伝えるシグニファイアであると考えられます。また「満タン」のボタンは少し大きく表示されているのでボタンが大きいということはこれが量的に一番多いことを示す「満タン」のボタンであるというシグニファイアになっていると考えました。
物理的制約
3種類の給油ノズルのうち軽油の給油ノズルは、他の給油ノズルに比べて太くなっています。なので軽油の給油ノズルを別の油種対応の車の給油口に入れても奥まで入らずレギュラーもしくはハイオクしか入らないようになっている。つまり物理的に入れることができずレギュラーかハイオクしか必然的に選べないようになっているので物理的制約に当たります。これにより油種を入れ間違えるというスリップを防ぐことができます。