Fire Extinguisher Box (Fully Embedded Type)

Combination of safety and visibility

Featured image

消火器ボックス(全埋め込みタイプ)

ここでは、消火器本体ではなくそれを格納する消火器ボックスを取り上げる。 ボックスは壁に埋め込まれており、中には消火器が収まる程度のスペースと透明な扉がついている。 消火器を使用する際には、透明な扉を開けて消火器を取り出す必要がある。

シグニファイヤ

ボックス上部に「消火器」と書いてあることが、ここに消火器があるということを示すシグニファイヤとなっている。 また、透明な扉により中の消火器が見えていること自体もここに消火器があるというシグニファイヤと言える。 このシグニファイヤは、文字の「消火器」よりも大きいため非常に気づきやすくなっていると考えられる。

文化的制約

ボックス上部の「消火器」の表示は赤と白のカラーを基本としている。 これは消火器のカラーリングと同じく一般的なものであり、火災時に文字を読む暇がなくとも消火器だと分かり適切な行動を取ることができると考えられる。

ロックアウト

消火器は低いところにあるため、足やカバン等が消火器に当たり倒してしまい、誤動作や故障を招く可能性がある。 しかし、透明な扉によって非常時以外に内部へのアクセスは防がれ、そのような事故の発生を防止される。