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Hot Water Dispenser
Design that enriches everyday life
CD-JE22
水を入れると、決められた温度でお湯を沸かしてくれ、機能性が高い電気ポット。
アフォーダンス
ボタンが丸く出っ張ているため、ボタンを押す行為をアフォードしている。また電源ケーブルの差し込み口がコンセント用と、本体用で異なっているため、差し込みをアフォードしている。これは、差し込み口を正しい配線にするための物理的制約であるとも考えられる。
シグニファイア
ボタンが何のボタンであるかを説明した字が書かれている。これはポットが適切な動作をするためのシグニファイアである。また、押し間違いのスリップ防止の役割も担っている。
フィードバック
ポットのボタンをそれぞれ押すと、赤いランプがつくようになっている。また保温設定のボタンを押すと、下から順番に温度が上がっていき、温度の数字にランプがつくようになっている。これは、ボタンの動作と数字が対応付けされているともいえる。さらに、お湯を出すと、下の水の容量を表すめもりが減少して使用後の水の容量が視覚的にわかるようになっている。
論理的制約
ロック解除→給湯の順番にボタンを押さないとお湯が出ないような仕組みなっている。これは、操作が適切な順序で行われることを強制するインターロック、ボタンの押し間違いでいきなりお湯が出ることを防ぐ、スリップ防止とも考えられる。さらに、本体に繋ぐプラグは、磁石でくっつくようになっているため、一方がS極であれば、もう一方は、N極でなければならないという論理的制約といえる。