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Innovative Floor Number Indication At Stair Landings
Clarity achieved through signifiers

階数表示
階段の踊り場にある階数表示である。自分が踊り場にいるとき、階段を上った先、または下りた先が何階かがわかる。
シグニファイア
シグニファイアはD.A.ノーマンによると「人々に適切な行動を伝える、マークや音、知覚可能な標識のすべてを示すもの」とされる。直角三角形に3F、4Fと書かれており、この踊り場が3階と4階の境であることがわかる。
対応づけ
例として、ショッピングモールにあるフロアマップのように建物が下から1階、2階と数えることに合わせ、マップの下から1階の情報、2階の情報となっていることが対応づけである。この階数表示の場合、階段を上ると階数が大きく、下ると小さくなることに対応し、4Fが上側、3Fが下側に置かれている。
文化的な制約
例えば、エレベーターの開閉ボタンはそのときの扉の動きに応じて三角形が施されており、リモコンの操作ボタンには上下左右に三角形のマークがある。このように、三角形の向きにより方向を理解している文化があるため、直角三角形やその頂点の向きにより上下がわかりやすさを向上させている。