Iron Fence In Front Of The Exit Of The Youme Town Takamatsu

Do you need the iron fence?

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ゆめタウン高松の南入り口手前にある鉄柵

この入口の自動ドアから出ると、青と白のストライプのコーンが置いてあり、鉄柵がある。(鉄柵の手前の看板は「駐停車禁止」の看板である。) この鉄柵を避け、2段の階段を降りると片側2車線の道路があり、向かい側には家電量販店のEDIONやペットショップ、スポーツ用品店がある複合施設と駐車場が設けられている。また、ゆめタウン高松と隣の複合施設は2階からも通り抜けできるようになっているので、渡り廊下があり、そのための柱が写真の両端に映っている。この柱のため、車側から歩行者が見づらくなっている。また、この入口から出る歩行者は、目の前に駐車場や複合施設があるので目的の場所へ急ぐあまり、左右確認を怠る危険性が考えられる。 ここの出入り口を利用する人の分類は、ゆめタウン高松と家電量販店やペットショップなどを複数店、はしごして利用したい人、ゆめタウン高松だけを利用したい人、家電量販店などの複合施設だけを利用したい人が考えられる。そして、この出入り口から出ると、道路を隔てた複合施設か駐車場に行く。他にも、道路を隔てずに店沿いの駐輪場に行くことも考えられるが、今回のUIにおいては、道路を渡らない状況は考慮していない。

物理的制約

物理的制約とは可能な操作の幅を狭められることである。出口を出て目の前に柵があると、その柵を見るために視線をさげる。視線をさげると、小さな段差も見つけられるため「柵を避ける」「段差を降りる」という行動に制限される。このことにより、歩行速度が遅くなり、歩行者が左右確認をする余裕も生まれる。よって、この鉄柵は物理的制約を持つと言える。しかし、この柵が銀色で細く見えづらいため、柵の奥に青と白のストライプのコーンが置かれていると考える。

記憶ラプスのスリップを防ぐ

記憶ラプスのスリップは、手順の正しいステップの全てを行えなくなったり、ゴールやプランを忘れてしまい、活動が停止することである。また、記憶ラプスの直近の原因は割り込みであることから、買い物が終わり、目的を果たすと「あとは駐車場に行くだけ!」「あとはEDIONで買い物をするだけ!」と思い、「左右確認をして道路を渡る」というプランを割り込みし、そのプランを忘れさせてしまう。このプランを忘れたとしても道路を注意して歩くことができるように「鉄柵」「段差」を設けて、このスリップを防いでいる。

アフォーダンス

アフォーダンスは物理的なモノと人との関係を指していることから、この「鉄柵」はここを通る「人」に対して「避けて歩く」ということをアフォードしており、「出口を出て、左右確認をしてから道路を渡る」という動作の一助となっていることが分かる。