NISSIN's Cup Yakisoba "UFO"

A product is a disk-shaped cup of cup yakisoba, and have the characteristic of the need to trash of the hot water. It's has given us many signs to avoid mistakes.

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日清カップ焼きそばUFO

カップ焼きそばとは、通常のカップ麺の様にお湯を器の中に注ぎ、一定時間待ち、いくつかのものを加えることで出来上がる即席めんの一種である。しかし、一般的な物と違い、お湯を捨てる必要があるという大きな特徴を持っている。 この画像の製品は日清食品が1976年から製造・販売するカップ焼きそばであり、日本初の円形状のデザインが代表的で、その大きさは直径が18.0cm、高さが約4.8cmになっている。また、画像のものは外側の梱包を外した状態のものである。 このカップ焼きそばUFOは特徴的な形や色などによって、多くのサインを私たちに与えている。

シグニファイア

このカップ焼きそばは、蓋を開ける場所や順番、湯切りを行う場所にシグニファイアが存在している。また、カップの縁ら突起している部分は蓋や湯切り場所を開けるシグニファイアとなっている。これらシグニファイアは利用者に開ける場所や動作を分かりやすく伝える役割を持っている。特に、湯切りを行う部分は黒色になっており、他の色との違いから人の注意を集めることで湯切りを行うという特徴を知らない人間に対しても、それを知らせるシグニファイアとなっている。

物理的制約

このカップ焼きそばは円盤状であるため、蓋を開けることができる場所が限られてくる。例えば、四角い形状をした蓋はその四方のどこからか開けれることを利用者に想起させる。しかし、円盤状はそのサインを物理的に与えない。そのため、この制約によって開ける場所を制限でき、蓋を間違った場所から開けてしまうというような誤りが起きないようになっている。

記憶ラプスに起因するエラーの防止

カップ焼きそばにおいて、それをおいしく食べるために発生してはいけないものはお湯を捨て忘れる記憶ラプスに関連するエラーである。このカップ焼きそばでは、上記で示したお湯を捨てる部分が黒色であるという他の色との対比から利用者に最も大きなシグニファイアを与える。これによって、お湯を捨てることを想起させ、記憶ラプスが発生しずらいようにできる。