Plastic Bottle Container Of Water (550㎖)

Design for sustainability

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Suntory 天然水(550ml)

商品紹介ページでは、環境にやさしいボトル・包装として紹介されており、サスティナブルボトルとして、リサイクルが推奨されている。ボトルが変形しやすく、ラベル面積が少ないという特徴があり、そのほかリサイクルできることのシグニファイアも見受けられる。スーパーマーケットやコンビニなどで売られており、日常的に利用している。 🔗https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/environment/package.html

シグニファイア(Signifier)

・「ボトルを潰せること」のシグニファイア 植物由来素材を30%使用した国産最軽量のペットボトルであること、ボトル上部に若干の凹凸があり、少し力を加えて持っただけで凹む形状であること、これら2点が「ボトルを潰せること」のシグニファイアとなっている。ユーザーが商品を手に取る(蓋とボトルの結合部を持つという行動をとった)時、「ボトルが軽い」という気づきとともに、「持つだけで少し凹む」という体験をする。これらが、「ボトルを潰せること」のシグニファイアとなっている。

・「持ちやすい位置」のシグニファイア ボトル下部は、全体的に少しくぼんだ、凹凸の多い複雑な形状となっている。このことは、ユーザーに持ちやすそう、指にフィットしそうという印象を与える、「持ちやすい位置」のシグニファイアとなっている。透明であるため見にくいが、実際に指にフィットするような形状をしている。

・「剥がせること」のシグニファイア ボトルのラベルは、薄いフィルムでできており、一部分でのみ接着している。そのため、触れるとクシャクシャと音がし、手触りと音が「ラベルを簡単に剥がすことができる」というシグニファイアとなっている。また、はがし口部分は糊付けされておらず、ラベル上の三角マーク(ラベルの端である印)と合わせて「剥がし口の位置」を示すシグニファイアとなっている。