1 min to read
TURBODRY EH5101P
ターボドライ EH5101P
このドライヤーはPanasonicから発売されているドライヤーである。特徴としては先ずシンプルなデザインがあげられる。誰が見てもドライヤーだと分かり、かつ角の少ない柔らかい見た目は使用する事への抵抗や不満を少なくしてくれるだろう。さらに発見可能性の高いデザインであるため、初めて見た人でもおおよその扱い方が分かるようになっている。また操作は持ち手にあるスイッチで3パターンの風の強さを調節するのみであり、すぐに覚えられるため間違える可能性は少ない。このドライヤーにはイオンを出したり風の強さを細かく調整したりするような機能はないため髪にこだわりたい人には機能が足りないが、髪を乾かすだけに使うならばこのドライヤーは十分な機能をそろえており、むしろ多くの機能を覚えなくてもよい分使いやすいものである。ほかの利点としては持ち手をおりたたむことができ、収納しやすくなっている。また本体の重さも395gとドライヤーの中では軽量であることも使いやすい点である。
アフォーダンス
ドライヤーには使い方を表すためのアフォーダンスがある。ドライヤーの持ち手の大きさや形は人の手にちょうど良い大きさをしており、持てるということをアフォードする。またドライヤーのように持ち手がありその上に何かの機能を持っている部品がついているL字のような形は持ち手ではないほうの先に何かの機能を備えているというアフォーダンスがある。実際にそのような形の製品はいくつかあり、例えば手持ちのドリル、水鉄砲、メガホンなどはその形状をしており、それらはL字の持ち手ではない側の先のほうにドリルが回る、水が出るなどの機能を備えている。このような形の製品が多いのはそうすることで使い方を示すアフォーダンスが機能するからである。このようにドライヤーは形状だけでもおおよその使い方が分かるようになっている。
意味的制約
ドライヤーの持ち方は2通り考えられ、親指がスイッチに触れる持ち方と触れない持ち方である。しかしドライヤーを使うためにはスイッチを操作する必要がある。ドライヤーのスイッチに親指ではなく人差し指を当てる持ち方もあるが、片手で持ちながらその手の人差し指などで操作するのはとても難しく、またわざわざもう片方の手で操作するのも不便である。よって持ち方として最も意味のある持ち方を考えたとき、自然と1つの持ち方になるようになっている