Unusual Circulators

Circulators that use sound effectively

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山善・サーキュレーター

室内の空気を循環させる装置であり、冷暖房機器との併用で省エネ効果が期待できる。主な仕様は上下角度調整と風量調節で、風量は強と弱の2段階に設定可能。ダイヤルの順番は切→強→弱となっている。運転終了の場合はこの反対にダイヤルを回す。

文化的制約

一般的な製品では、ダイヤルの順番は切→弱→強となっている。スイッチの並びやダイヤルの並びは基本的にこの並びである製品がほとんどである。しかし、この製品の場合は切→強→弱となっており、文化的な制約に反している。

フィードバック

この製品は静音の製品ではなく、基本的に回転数に応じて音が大きくなる。つまり、弱に比べると今日は大きい音を出す。そのため、切と弱の間に強が来ることにより、つけるときも消すときも強となる瞬間が必ずあり、強の作動音が作動中であることのフィードバックとなっている。

エラー防止

消すときに弱の次に切が来ると音の変化が少なく、強で運転しているときに消すと、大きい音からの変化で消したかどうかが分かりにくい。この製品ではダイヤルの性質上音が大きくなる強の状態に必ず遷移するので、強の大きな音がまだついていることをフィードバックし、消し忘れ防止につながっている。