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Vending Machine
Easy to purchase product
パン自動販売機、COMO
自動販売機はお金を投入することで、飲み物、食べ物などの商品を購入することができる機械である。今回紹介する自動販売機は、香川大学林町キャンパスの本館1階に設置されているものであり、パン、お菓子が販売されている。商品の購入方法としては、自動販売機にお金を入れ、欲しい商品に対応するボタンを押す。このような手順によって自動販売機で商品を購入することができる。この無人で商品を販売する自動販売機には、様々な工夫が施されており、私たちは簡単に欲しい商品を購入することができている。
シグニファイア
この自動販売機では硬貨、紙幣を入れることによってお金を支払う。硬貨と紙幣を入れる場所の側には硬貨と紙幣のイラストが描かれている。このイラストはその場所に硬貨、紙幣を入れること、どの何円の硬貨、紙幣を使えることを示すシグニファイアとなっており、お金を支払う作業をスムーズに行えるように導いている。
物理的制約
硬貨、紙幣を入れる場所は硬貨、紙幣が丁度入る大きさになっており、他のものは入らないように物理的制約が設けられている。この物理的制約によって硬貨、紙幣以外のものを入れてしまうというミステークを防いでいる。
対応付け
商品には番号が割り当てられており、その番号に対応するボタンを押すことによって購入することができる。数字が一桁の時に限るが、このボタンの位置と商品の位置は同じ並べられ方をしており、商品の位置とボタンの位置で対応付けがされている。この対応付けによって商品を購入したいときにはどのボタンを押せばいいのか瞬時に理解することができる。2桁の番号については対応付けが行われていないのは、対応付けを行うとボタンが増え、複雑になる。これによって誤った商品を購入してしまう可能性が高まるためだと考える。
文化的制約
この自動販売機では、商品を選択する際に誤ったボタンを押した場合のために訂正ボタンがついている。この訂正ボタンである。私たちは誤りを訂正する場合は基本、赤色のペンを使用しており、赤色に訂正というイメージを持っている。これは文化的制約であり、この文化的制約に基づき訂正ボタンを設けていることで、訂正する際にどのボタンを押せばいいのか簡単に理解することができる。
フィードバック
商品を購入するためにボタンを押すと照明が点灯する。これはボタンが正しく押せていることを伝えるフィードバックになっている。 また、商品を購入するとその商品が自動販売機の下に落ちてくる。これも自分が商品を購入したことを伝えるフィードバックになっている。
フィードフォワード
先ほど説明したシグニファイア、対応付け、物理的制約、文化的制約が自動販売機で商品を購入するための役に立つ情報となっており、これはフィードフォワードになっている。