puzzle & dragon

The secret of the popularity of popular game apps.

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パズル & ドラゴン

ジャンルは、RPGとパズルゲームを融合させたパズルRPG。プレイヤーキャラクターは持たず、RPG的な要素はモンスターの収集と育成、ストーリーが付随するダンジョンなどである。ダンジョンへ潜入、パズルドロップを消すことによって敵モンスターを攻撃しダンジョンクリアを目指す。ゲーム自体は無料配信されているが、コンティニューやスタミナ回復、レアガチャや使用可能モンスターの上限の拡張などに必要な「魔法石」が有料というアイテム課金(無料配布もあり)となっている。

シグニファイア

通常状態の画面の下の列の、ダンジョンやモンスターなどの6つのボタンには、それぞれ何の画面に変わるかの説明の文字のシグニファイアと、それに関連するイラストのシグニファイアのアイコンが表示されている。正直言ってしまえば、どちらか片方のシグニファイアでも理解できただろう。それなのに文字とイラストの2種類のシグニファイアをアイコンにしている理由は、もし文字だけだとゲームという楽しいアプリなのに少し堅苦しさが出てしまう、逆にイラストだけだと初心者の人たちは何のボタンかわかりにくく、使いにくいからだと考える。つまりこの両方のシグニファイアを組み合わせたことで、ゲームという楽しい雰囲気を残しつつ、初心者の人にも使いやすいアイコンになっていると感じた。

システムイメージ , 文化的制約

このアプリでキャラクターのより詳細な情報を見たい時、キャラクターのアイコンを長押しすると見ることができる。これはゲームアプリが違っても、ほとんどのゲームアプリで主流なシステムイメージとなっている。これだけではなく他にもゲームアプリで共通のシステムイメージがいくつか存在する。例えば、画面切り替えや設定変更の場所やガチャのタマゴの色などがあり、このアプリにはシステムイメージが多く使われている。多く使われていると新しくゲームアプリを始めた人にはとても役に立つ。新しいゲームを始める時、大きな障害となってくるのが「操作方法」がわからないことだろう。そして操作方法がわからないと覚えるのが面倒となり、ゲームをしなくなってしまう。しかしシステムイメージがあることで何となく操作が分かり、すぐに操作に慣れれるというのは大きな利点だと感じた。 ※ゲームアプリを普段しない人には操作が分からないため、文化的制約が発生する。

概念モデル

このゲームアプリにはガチャというものがある。ガチャと言っても現実にあるようなガチャではなく、ドラゴンの左手を下げると、お腹からカプセルの代わりにタマゴが出てくるという概念モデルを利用した抽選機である。ちなみにこのタマゴの中にはキャラクターがおり、ガチャの対象キャラクターが確立に基づいて選出される。この抽選機の名前をガチャというものにしたことで、ユーザーは何となく何をするものかを想像することができ、またガチャガチャをしていた子供の頃のわくわくを彷彿させる。このことから私は概念モデルにガチャガチャを選んだのがとても良いセンスだと感じた。