1 min to read
refrigerator
Vacuum chilled room
日立ノンフロン冷凍冷蔵庫R-S3700FVL(xn)型
真空チルドルームは真空環境で食品の参加を抑えて、鮮度と栄養素を守る。冷気を直接食品にあてない間接冷却で、ラップなしでも食品の乾燥を抑える。仕組みは、真空チルドルーム内の空気を小型の真空ポンプで吸引し、真空環境を作るものである。真空チルドルーム内の酸素を約20%減らし、食品の酸化を抑えるためにおいしく保存することができる。 自宅では、お肉やお野菜など新鮮に保ちたいものを真空チルドルームに入れて使用している。
ロックの開閉操作
真空チルドルームを使う上で、致命傷なのは真空状態にできていないことである。そのため、必ず真空状態にできるように、エラーのないような仕様にする必要がある。この真空チルドルームのロック部分には、意味的制約と物理的制約が用いられている。ロック部分の操作は、手前に引くとロックが開き、後ろに押すとロックが閉まる仕様である。ここには、「引き出しをあける」という行為の意味的制約が用いられている。つまり、手前に引き出しを引く流れでロックは開き、引き出しを閉める流れで奥に押し込むことでロックがかかる。このように、意味的制約と物理的制約が対応していることで、ロックのし忘れを防いでいる。
ロック開閉のフィードバック
真空チルドルームのロックが正しく行われているかどうかを確かめるフィードバックのUIについてである。フィードバックに使われているのは、「音と感触」である。音と感触は、わざわざ何かを見て確認するなどの努力をしなくても、簡単にフィードバックを得られるものである。 まず、ロックが開くときには、空気が抜ける音がする。これは、ユーザーに真空状態が解放されたことを伝えるフィードバックであると考えられる。次に、ロックが閉まるときは、カチッという感触が手に伝わる。 初めに述べたように、これらのフィードバックにそれほどの努力は必要がない。何かの表示を確認するなどよりもはるかに簡単である。